初めてのウルトラトレイル完走に向けたトレーニングと調整(2025年版)

初めてのウルトラトレイル完走に向けたトレーニングと調整

50km以上のウルトラトレイルを完走するためには、単なる走行距離の積み上げだけでなく、疲労管理とレース本番に向けた緻密な「調整(テーパリング)」が鍵となります。

目的とメリット

  • 完走率の向上: ステップバイステップの準備により、怪我なくスタートラインに立ち、ゴールまで体力を温存します。
  • 疲労の最大除去: 適切なテーパリングにより、トレーニングで蓄積した疲労を抜き、当日に最高のパフォーマンスを発揮させます。
  • メンタルコンディション: 体調が整うことで不安を軽減し、強いメンタルでレースに挑めます。

具体的なトレーニング戦略

  • バック・トゥ・バック (Back-to-Back): 土日に連続して長距離を走る等、疲労が残った状態で走る練習を行い、レース後半の「脚が終わった状態」をシミュレーションします。
  • 特異性の追求: 目標とするレースのコースプロフィール(累積標高、テクニカルな路面)に近い環境で練習します。
  • 低強度の積み上げ: 心肺への負荷を抑えたジョグを基本とし、毛細血管を発達させて脂質代謝(エネルギー効率)を高めます。

テーパリング(調整)のステップ

一般的にレースの2〜4週間前から練習量を減らしていきます。

  1. 練習量の削減:
    • 3週間前:ピーク時の80%
    • 2週間前:ピーク時の60%
    • 1週間前:ピーク時の30〜40%
  2. 強度の維持: 走る距離は減らしますが、短いダッシュや坂道走を取り入れ、筋肉のキレ(刺激)は維持します。
  3. 睡眠と栄養の優先: 睡眠時間を1時間増やし、炭水化物を中心とした食事(カーボローディング)へ徐々に移行します。

テーパー・ブルーズ(調整期の不調)

調整期に体が重く感じたり、軽い関節痛、不安感を感じることがありますが、これは体が修復モードに入っている正常な反応です。「練習不足ではないか」と焦って走りすぎないことが重要です。

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